『最高の人生の見つけ方』
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演というのはかなり異色で、今までありそうでなかったというか、白人と黒人という以前に、演じてきたキャラクター自体が対極を成すものばかりという気はしますからね。まぁ、しゃべらなくともその2ショットだけでその違いは十分に伝わってくるわけですが・・・(笑)。それにしても、観終わってみると、この二人以外には考えられないというか、それぞれが完璧なハマり方をしているというか、お見事でしたね。漠然とではなく、明確に"死"までの時間を知った対照的な二人が、その残された時間に何をするのか、すべきなのか・・・。ともすると、お涙頂戴路線のオハナシになりそうなトコロを、監督のロブ・ライナーはサクッと描いている。そこがイイ。職人っぽい。初老のオトコ二人の珍道中にはリアリティはないものの、敢えてそういう設定にしているトコロがイイ。リアリティがないからこその"バケット(棺桶)・リスト"でしょうからね~。死を目前にした悲壮感を描くことが目的じゃない。かといって、見て見ぬフリをするわけでもない。当たり前に抱える悲壮感にどう対峙するのか。どうやってそれを自分が納得出来る人生の幕引きへの原動力に変えていけばいいのか・・・。メッセージを全面に出さないロブ・ライナーの抑えの利いた演出が絶妙デス。コメディとシリアスのバランスがいい。











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