2008年4月24日

『フィクサー』

michael_clayton.jpg久々に硬派なサスペンス。ジョージ・クルーニーが少々カッコ良すぎですが(笑)、これは最後の最後まで面白かったデス。・・・というか、タクシーの座席に座っているジョージ・クルーニーの表情を観るための映画と言っても過言ではないと思いますね。この映画の全てがその表情に込められている。原題が何故に主人公の名前『MICHAEL CLAYTON』なのか・・・・というトコロです。この映画を観ていると、雰囲気的に似たような映画で、『ザ・ファーム/法律事務所』をふと思い出したりしますね~。監督はシドニー・ポラックでしたが、今回は製作兼役者。なかなかクセのある存在感を見せてくれます。そして決して出番は多いとは言えないティルダ・スウィントン。イイです。そのキャラクターが、かなり・・イイです。居そうです。こういう女性、大企業のどこかに必ず居そうです(笑)。この映画、サスペンスというよりも、マイケル・クレイトンという人間についての"人間ドラマ"としての要素の方が強いですね。カーチェイスも派手なドンパチもない。ただただ音もなくじわりじわりと近づく見えないチカラに、問題山積の彼がどう立ち向かうのか、立ち向かえるのか・・・。そして渦中の同僚とマイケルの息子との何気ないやりとりの意味するトコロとは・・・。こんな骨太な映画の中で、唯一絵画的とも言える丘の上の三頭の馬の場面が実に印象的デス。そして何故に彼は馬に魅せられて導かれたのか?映画ならではのお楽しみデス。
邦題は原題のままでも良かったのに・・・と思いつつも、しばらくは余韻に浸れるオトナな映画。

※公式サイトはコチラ

Posted by kóuzi at 00:53
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