『クローバーフィールド』
微妙な期待度に対して、観終わった後の感想も微妙(笑)。10年ほど前に、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で初めて映画全編ホームビデオ映像というものを目にした時ほどの新鮮さはないものの、『クローバーフィールド』でのビデオ映像の"リアルさ"へのこだわりというのは、最近のCGてんこ盛り映画に少々食傷気味の観客としてはそのアナログ感にホッとするというか、ニヤッとしてしまいます。かなり手の込んだ合成処理をやってるハズの映像をチラッとしか、それも遠目に見せたりと、映画としては実に正しい技術の使い方(笑)。・・・で、本編。同時多発テロの時のパニックを想起させるのも、コトが起きてからの数分のみで、後はパニックホラーのベタな緊張感でグイグイ・・・。その緊張感を邪魔しているのが、皮肉にもビデオの計算され尽くした手ぶれ映像。緊張感に集中出来なくなるくらいブレる(笑)。そして何よりも近年希にみる程にストーリー性が皆無なことが、そのブレを増幅して(笑)、何だ?何だ?という間にビデオ終了。公式サイトで"全く新しいアトラクションタイプの映画です"と警告(笑)されているとおり、新しいかどうかはともかく、まさにアトラクションな・・・・映画・・・・というか動画。個人的には可もなく不可もなし。出来ることならば、このビデオ映像をしっかりと劇中に使ったカタチで脚本を練り上げて欲しかったトコロ。モンスターを見せたくないが為に全編ブレブレビデオ映像というのは、作り手の意に反してそれは単なる手抜きにしか見えず、結果的に消化不良的な印象を与えてしまうワケです。ハメ撮りAVを見た時の印象(笑)。面白くないことはないけど、もっと面白くなったハズなのに・・・という微妙な・・・映画。木曜スペシャルの枠でやればもっと支持を得られたような・・・(笑)。










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